こんな課題はありませんか

  • バナナの安定的な追熟加工に対応する設備がほしい
  • 新鮮で高品質な状態で、青果物を出荷したい
  • コールドチェーンにもしっかりと対応したい
  • 地球環境問題に対し、フロンガス規制への対応を強化したい
  • 追熟加工の自動化・省力化、管理の無人化を検討している

サービスの紹介

業界No.1! 独自の強みをもつバナナの追熟加工システム

■バナナの追熟加工とは

我々が日頃食べている黄色く熟したバナナは、フィリピンや南米などから輸入された時点では、未成熟の青いバナナの状態です。この青いバナナを室(ムロ)と呼ばれる部屋に入れ、約4日から一週間かけて追熟させ、お店の店頭に並ぶ頃には黄色いバナナに変化させていく工程を熟成加工といいます。
バナナの熟成加工とは、温度をコントロールするだけではなく、バナナの呼吸で発生する炭酸ガス・エチレンの濃度を調整しながら、徐々に黄色くしく過程を指します。

■朝日式オーバーアンダー差圧加工システム

バナナの熟成加工において最も重要なのは、庫内温度とバナナの品温の差をいかになくすかです。ティーネットジャパンでは他社と違い、バナナの追熟専用に機器や扉などを設計し、空気の循環過程に圧力差をつけるシステムを開発。強制的にバナナの箱の内部やバナナの芯温までを、キッチリと温めたり冷やしたりするために、コントロールした空気を送ることで庫内温度との差をなくし、棚持ちの良いバナナの加工を実現しました。つまり、朝日式オーバーアンダー差圧加工システムは、専用設計、格段の早さ、庫内の温度とバナナ個体の芯温コントロールが強みです。
また、フォークリフトでの入出庫が可能。少人数で荷役作業ができ、短時間で果肉温度をコントロールできるため、省力化を実現します。

■朝日式バナナシステム

簡単操作で、追熟加工作業にかかる時間を軽減します。加工管理室ではもちろんのこと、パソコン・タブレット・スマートフォンなどを使用し、外部からバナナの色付け管理が可能。従来の機能を充実させ、よりスピーディーで効率的な作業を実現しました。メンテナンスやトラブル発生時にもスムーズに対応。Mailでのお知らせ通知機能も付属しています。

■最適なバナナ加工スケジュールをシステム化

バナナ入庫時に熟成加工に必要な条件(各ブランドのバナナ加工スケジュールの制御パターン選別や、パターン別パラメータ)を登録し、管理することで、時期に応じて最適なスケジュールを選択。あとは設定に応じてコンピューターが制御します。もちろん加工途中でのスケジュール変更も可能です。
入力されてパターンを選択した加工スケジュールにしたがって、温度・炭酸ガス濃度・果肉温度などの各種データ管理を行います。また、冷却・加熱・エチレンガス投入・換気などを、バナナの熟成度との相関関係から自動コントロールし、最適なバナナの熟成加工を行います。

■加工データの管理・帳票作成も可能

加工中のバナナ熟成加工室の各種データから、必要なものだけを選択してコンピューター画面に表示でき、帳票作成も可能です。加工終了後はバナナ熟成加工に伴う各種データを、所定のフォーマットでプリントできます。さらに、各種設備機器の運転状況をシステム画面で集中監視できます。異常発生時にはその内容が表示されるだけでなく、Mailなどで警報通知されます。

導入メリット

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加湿せず、バナナに適した環境を維持
美味しくて質の高い熟成製品を提供できます

朝日式オーバーアンダー差圧システムなら、他社とは違い、加湿を行わずバナナに適した湿度を維持。また、モーターに負荷を与えない制御を行うことで、故障率も少ないことが特徴です。温度をコントロールすることで、他社では真似できない糖度・硬度を維持し、美味しいバナナを提供することができます。

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収容力がアップし、作業時間も低減
省力化だけでなく、商品ロスも減らします

従来型加工室と比べると、単位面積あたり11~15%も収容力がアップしました。フォークリフトでの入出庫が可能なので少人数で荷役作業ができ、荷役時間は従来型の約1/3以下に削減できます。積み下ろしや積み替えの作業がないため、オサレやスレなどの傷ができず商品ロスもほとんどありません。

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使用電力を減らし、ランニングコストを抑制
加工サイクルの短縮化により、省エネを実現

短時間で果肉温度をコントロールできるので、使用電力などのランニングコストを大幅に削減可能。従来型と比べると1加工サイクルあたり68%~78% (当社比)のランニングコストに抑えることができます。従来の標準的なバナナ加工は6日を要しましたが、高温加工により4日で同程度の加工ができるなど、加工サイクルを大幅に短縮化します。

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コンピューター制御による万全のコントロール
人手に頼らず、現場のDXを実現

コンピューター制御による加工なので、加工中の温度・湿度・換気・ガス濃度のコントロールには、一切人手がかかりません。バナナ以外の果物(オプション。例:キウイ、マンゴー、パパイヤ、アボカド)にも幅広く利用できます。

機能・仕様

  • 差圧式バナナの熟成加工
  • 冷蔵庫内の温度可変システム
  • 簡単操作で追熱加工作業にかかる時間を軽減(加工管理室ではもちろんのこと、パソコン・スマートフォン・タブレットからもバナナの色付け管理が可能。Mailでのお知らせ通知機能も付属)

導入フロー

まずは現場の課題や、ご要望をお聞かせください。現地調査にうかがいます。
導入現場にあわせて、設計や施工、アフターメンテナンスまで対応可能です。

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