ワークライフバランスのとれた
柔軟な働き方を実現する

前職は建設会社で、典型的な年功序列型の組織だったため、実力や成果が評価されにくいという悩みがありました。また、2年間勤務した頃に結婚し、その後子どもを授かったことをきっかけに、残業時間が少なく、もっと家族との時間が取れる会社に転職したいと考えるようになりました。入社の理由は、私が担当していた建設現場に、ティーネットジャパンから発注者支援業務で来ていた方の紹介です。公務員目線での働き方ができ、月の平均残業時間は20時間ほど。さらに、土・日曜と祝日は休めるのも魅力的でした。しかも、自分のスキルを正当に評価され、学べば学んだ分、新たにスキルアップできる働き方は、自分に合っていると確信しました。

現在は、仙台河川国道事務所管内の土木インフラに関する仕事をしています。維持修繕が主な目的のため、たとえば、地域の方から「落ち葉を片付けてほしい」「道路に穴が開いている」という要望があれば、要望者とコミュニケーションをとり、職員に代わって聞き取りなどの対応をすることもあります。
前職では、工事受注者として現場で働いていましたが、今は発注者目線の立場で業務を実施する必要があるため、以前とは異なる苦労があります。特に、地域住民に説明する際に、土木用語をわかりやすい言葉に置き換えて説明しなければなりません。さらに、行政は優先順位をつけてインフラ整備にあたっているので、それらの事情を説明し理解いただくところに難しさを感じます。しかし、周りに経験豊富な先輩方がいらっしゃるので、過去の成功事例や上手な対応のコツを聞いたり、相談したりしながら乗り越えていきました。


今後は、若手技術者のリーダーとしてチームを引っ張るよう存在感を発揮し、業務全体をリードする技術者になりたいと思います。そのためには、まず豊富な実務経験を積み重ねることが必要です。まだ専門的な知識が乏しいので、社内研修にも積極的に参加し、技術力を高めます。
また、年に2回の支社全体での研修会においては、他の業務に従事する社員が一堂に会する良い機会ですので、様々な情報交換を積極的におこない自身の業務や行動についてブラシュアップします。普段はそれぞれ異なる業務先で就業しているたくさんの技術者の方から、「この課題に対しては、こう解決するといいよ」と、経験に基づく的確なアドバイスをいただけるので、大いに励みになります。支社全体で社員をバックアップしていこうという動きがあるので、切磋琢磨しながら、自己成長につなげていきたいと思います。