マテリアル・ハンドリングとは、マテリアル(石炭、原材料やバイオマスなどの燃料と、それらの燃焼によって生じた灰など)の運搬・管理を効果的に行う技術や方法のこと。ティーネットジャパンは、発電プラントを中心にエンジニアリング事業を展開しています。難度の高いこの分野で、国内大手メーカーや電力会社からの高い要求に応え、国内外のお客さまから高い評価を獲得してきました。将来的にも、ますますエネルギーの確保と安定供給が課題となる日本において、ニーズの拡大が期待されます。
具体的なプロジェクトとして、「コンベヤ搬送システム」と「空気輸送システム」があります。お客さまや、実際にプラントを製造するベンダー、各種業者との折衝業務を担当するほか、いわば現地の「スーパーバイザー」的な役割も担います。
「コンベヤ搬送システム」では、ベルトコンベヤ、チェーンコンベヤ、エプロンコンベヤ、スクリューコンベヤ、各種フィーダーを中心に、搬送物に適した独自の設備を提案します。燃料供給設備、灰処理設備、ごみ焼却設備など、お客さまの目的はさまざま。高品質・低価格を実現するため、当社オリジナル部品を提案することもあります。
「空気輸送システム」は、難度の高い「粉体」の効率的な輸送を行うもの。「高濃度輸送システム」「真空空気輸送システム」「連続圧力輸送システム」という3つの方法から、ニーズに合わせて提案します。長距離輸送や、扱いの難しい粉体の輸送にも対応します。

お客さまからの要求や仕様書に従って、計画から設計、必要機器の調達、製作、試運転、導入、メンテナンスまでの一貫したサービスで、さまざまなプラントの安定稼働を支えています。
たとえば、数百トンの石炭に対応できるスペックが要求される大型プラントの場合、搬送距離が数千メートルに及ぶこともあります。大きなスケールの醍醐味を味わえるのが、この仕事の魅力です。主な取引先は、大手重工メーカーや大手総合商社です。そのため、高度な技術が身につきます。
主な取引先
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